歯の神様っているの?

こんにちは!やまだホワイトクリニック歯科です。小さい頃に『トイレの神様』という歌が流行りましたが、実は「歯の神様」もいるということを知っていましたか?

江戸の中期~後期にかけて、「歯の神様」信仰が始まったと言われています。

当時はお殿様や大商人など、一部の権力者だけが「口中医」、今でいう歯医者さんに診てもらえました。

それ以外の方々は、歯が痛くなったりしても、お医者さんの診察を受けられなかったのです。

では、どうしていたのか。一般庶民たちは「神頼み」や「おまじない」をするしかなかったのです。

現在でも、歯が抜けたとき「上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に投げる」という風習があります。

こうした「おまじない」で、歯が丈夫になるように、歯痛にならないようにと願っていたのです。

日本全国に「白山神社」と呼ばれる神社があります。

この白山神社の中には、「歯の神様」として信仰を集める神社もたくさんあります。

一説によると、歯が悪くなると口が臭くなる。

つまり、歯が臭い→「はくさ」、そこから、白山神社が歯の神様になった、というダジャレのような説も。

当時の方々にとって歯の痛みはかなり深刻だったようで、「私が死んだ後に墓参りした者は、歯痛から助ける」という遺言を残した人までいたようです。

当時の方々の苦労が、伝わってきますね。

神頼みの前にお悩みのある方はまずは私達にご相談ください😌