やまだホワイトクリニック歯科です。
今回はよくご質問がある、
「歯の裏側に歯石が付きやすい理由」
についてです。
まず、歯石とは、歯垢が石灰化して硬くなったものです。
食べかすや細菌の代謝物が混ざり合った歯垢に、唾液中のカルシウムやリン酸が沈着することで硬い歯石に変化します。
石灰化は、歯垢が歯に付着してから、早ければ24時間から48時間で始まります。
一度形成された歯石は、歯ブラシでは除去できません、また、歯石は表面がざらざらしているため細菌が付着しやすく、虫歯や歯周病、口臭の原因となります。
▶︎▶︎歯石が付きやすい理由
①唾液腺の開口部の位置
下の前歯の裏側をはじめとした歯の裏側に歯石がつきやすいのは、この部位に唾液腺の開口部があるためです。
舌下腺から大量の唾液が分泌されており、唾液に含まれるカルシウムやリン酸などのミネラルが歯垢を石灰化します。
②ブラッシングの困難さ
歯の裏側は自分では見えにくく、歯ブラシが届きにくい部位です。
特に下の前歯の裏側は、歯ブラシを当てる角度が難しく、磨き残しが生じやすくなります。
また、下の前歯の裏側は、鏡を使っても見えにくい部位です。
そのため、磨き残しに気づきにくく、知らないうちに歯石が蓄積していきます。
③唾液の性質の個人差
唾液の分泌量やpH、ミネラル濃度には個人差があります。
唾液の分泌量が多い人、ミネラル濃度が高い人は、歯石ができやすい傾向があります。
また、唾液のpHがアルカリ性に傾いている人も、石灰化が起こりやすくなります。
歯石付着予防の生活習慣として
・定期的な歯科検診
・飲食後のうがいや歯磨き
・就寝前のケア
・糖分や粘着性食品の制限
・水分補給
・禁煙
これらを意識し行動するだけで、歯石の付き方も変わってきます。
できることから始めてみましょう。
お家でのケアで分からないことなどあれば、衛生士にお気軽にご相談ください。
皆様の来院お待ちしております。
