咬合異常について

こんにちは!

今回は『咬合異常』についてお話しします。

「治療したばかりなのに詰め物が外れてしまった」

「歯を磨いているのに歯石(細菌の塊)がつきやすい」

「虫歯じゃないのに歯が痛い」

などの症状、もしかしたら“噛み合わせ”が原因かもしれません。

では咬合異常により、どんな障害が出るのか紹介していきます。

(咬合異常=早期接触、咬頭干渉など)

※症状には個人差があります。

●歯根膜(歯を支えるクッション)

過度な咬合力による歯根膜腔拡大 (破壊) や歯の動揺

→歯が痛い、歯が揺れるといった症状

●顎関節

下顎骨の異常偏位による顎関節症の誘発

→顎が痛い、お口が開けずらい

●口腔周囲筋

筋肉の過緊張や過収縮などの筋肉の疲弊・筋肉痛顎関節への悪影響

→歯が痛い、しみる、顎が張る

●咀嚼・食事

片噛み・痛み・食べにくい

●口腔領域への影響

歯牙 (歯根)の破折、過度な食いしばり・歯軋り

→しみる、などの症状

●姿勢 ・ 首・肩・腰

頭頸部筋群や全身のバランスが崩れ、体幹の不正・肩・腕・腰などの疼痛および運動障害

●眼・耳・鼻

咬合異常に起因するめまい・視覚障害・嘔吐感 鼻閉感・呼吸困難など

●その他の影響

様々な不定愁訴の要因

必ずしも、歯並びが良い=噛み合わせが良い、とは限りません。

一度歯科医院で検査してみてください。