「歯を抜いた日に、そのままインプラントを入れられるの?」
「何度も手術を受けるのは不安なので、できれば回数を減らしたい」
「前歯を抜くことになったけれど、歯がない期間を短くできないの?」
歯科医院で抜歯が必要だと言われた方や、これからインプラント治療を検討している方の中には、このような疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インプラント治療には、歯を抜いたあとに顎の骨や歯ぐきの治癒を待ってから人工歯根を埋め込む方法と、抜歯した当日に人工歯根を埋め込む方法があります。
後者を「抜歯即時埋入法」といいます。
結論からお伝えすると、抜歯した日にインプラントを埋め込める場合はあります。ただし、すべての患者さんに適しているわけではありません。
抜歯する歯の周囲の骨や感染の状態、人工歯根を安定して固定できるかどうかなど、いくつかの条件を確認する必要があります。
また、抜歯当日にインプラントを埋め込むことと、その日に仮歯や最終的な人工歯を装着することは別です。
「抜歯した日にインプラントができる」と「その日から普段どおりに噛める」は、同じ意味ではありません。
この記事では、福岡市博多区のやまだホワイトクリニック歯科が、抜歯即時埋入の仕組み、できる条件と難しいケース、メリット・デメリット、治療の流れ、仮歯、費用、リスクについてわかりやすく解説します。
1.抜歯即時埋入とは?歯を抜いた日にインプラントを埋め込む方法
抜歯即時埋入法とは、歯を抜いた当日に、その抜歯部位にインプラント体(人工歯根)を埋め込む治療方法です。
通常のインプラント治療では、抜歯後に歯ぐきや骨が治癒するのを待ってから人工歯根を埋め込む場合があります。
一方、抜歯即時埋入では、抜歯と人工歯根の埋入を同じ日に行います。
抜歯後、インプラントを埋め込む時期の違い
| 方法 | 埋入する時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 抜歯即時埋入 | 抜歯当日 | 抜歯と埋入を同日に行う |
| 早期埋入 | 抜歯から数週間〜数か月後 | 歯ぐきや骨の治癒状態を確認して埋入する |
| 待時埋入 | 抜歯部位の骨の治癒が進んでから | 治癒した骨の状態を確認して埋入する |
※治療時期には専門的な分類があります。実際の埋入時期は、骨や歯ぐき、感染の状態などに基づいて判断します。
抜歯即時埋入では、抜歯後の待機期間を短縮できる場合があります。
ただし、治療期間が短いことだけで、治療方法の良し悪しを判断することはできません。
大切なのは、適切な位置にインプラントを埋め込み、治療後の安定性や噛み合わせ、見た目まで考慮することです。
2.抜歯即時埋入ができるかを判断する5つの条件
抜歯即時埋入を検討する際には、さまざまな条件を確認します。
① インプラントを支える骨が残っている
抜歯即時埋入では、歯を抜いたあとに残る骨を利用して、インプラントを適切な位置に埋め込みます。
そのため、インプラントを固定できる骨が必要です。
抜歯する歯の周囲の骨が大きく失われている場合や、骨の形が埋入に適していない場合には、抜歯当日の埋入が難しいことがあります。
② 感染の状態が適切に管理できる
抜歯する歯の周囲に強い急性の感染がある場合には、抜歯即時埋入が適さないことがあります。
一方、根の先に慢性的な病変がある場合でも、感染組織を適切に除去でき、十分な骨が残っているなどの条件が整えば、抜歯即時埋入を検討できることがあります。
つまり、歯の根の先に病変があるという理由だけで、一律に即時埋入ができないと決まるわけではありません。
ただし、感染の状態によっては、先に抜歯や感染への処置を行い、治癒を待つ方法が適している場合もあります。
③ インプラントの初期固定が得られる
インプラントを埋め込んだ直後の安定性を「初期固定」といいます。
抜歯即時埋入では、この初期固定が重要になります。
骨の量や形によっては、インプラントを十分に安定させることができない場合があります。
そのため、手術前の検査で即時埋入を予定していても、抜歯後に確認した状態によっては、埋入を見送ることがあります。
④ 骨と歯ぐきの形が治療に適している
特に前歯では、人工歯の見た目も重要になります。
前歯の外側にある骨が薄い場合や、歯ぐきが薄い場合には、抜歯後に歯ぐきが下がったり、人工歯が長く見えたりする可能性があります。
そのため、骨の厚みや歯ぐきの形、周囲の歯との位置関係まで確認する必要があります。
⑤ 全身の健康状態や生活習慣を考慮できる
糖尿病などの持病、服用薬、喫煙習慣、歯周病の状態なども治療方法を考えるうえで重要です。
特に、血糖コントロールが十分ではない場合や、歯周病の管理が必要な場合には、治療時期や方法を慎重に検討することがあります。
また、骨粗しょう症などの治療で薬を使用している方も、事前に歯科医師へお伝えください。
服用中の薬は自己判断で中止せず、必要に応じて医科と連携して判断します。
抜歯即時埋入ができるかどうかは、歯科用CTなどの検査と診察によって、複数の条件を総合的に判断します。
3.抜歯即時埋入が難しい場合はどうする?
患者さんが抜歯即時埋入を希望しても、必ず実施できるわけではありません。
例えば、次のような場合には慎重な判断が必要です。
- 抜歯部位に強い急性の感染がある
- インプラントを安定させる骨が不足している
- 抜歯する歯の周囲の骨が大きく失われている
- 適切な位置にインプラントを埋め込めない
- 歯ぐきや骨の形から、治療後の見た目に問題が生じる可能性が高い
- 全身の健康状態などから、手術の時期を調整する必要がある
抜歯即時埋入ができなければ、インプラントもできない?
いいえ。
抜歯した日にインプラントを埋め込めなくても、歯ぐきや顎の骨の治癒を待ってから、インプラント治療を検討できる場合があります。
また、骨が不足している場合には、骨造成などの追加処置を検討することもあります。
ただし、顎の骨や全身の状態によっては、インプラント以外の治療方法が適している場合もあります。
即時埋入ができないことと、インプラント治療自体ができないことは同じではありません。
4.抜歯即時埋入法のメリット
① 治療期間を短縮できる場合がある
抜歯後の治癒を待ってから埋入する方法と比べ、抜歯からインプラント埋入までの待機期間を減らせる場合があります。
ただし、人工歯の装着までに必要な期間は、骨との結合や歯ぐきの治癒状態などによって異なります。
② 外科処置の機会を減らせる場合がある
抜歯とインプラント埋入を同じ日に行うことで、別々の日に処置する場合と比べて、手術の機会を減らせることがあります。
ただし、骨造成や歯ぐきへの処置などが必要になる場合もあります。
③ 治療期間中の見た目に配慮できる場合がある
特に前歯では、歯がない期間や見た目を心配される方もいらっしゃるでしょう。
条件が整っている場合には、仮歯などを使用して見た目に配慮する方法を検討できることがあります。
ただし、すべての患者さんに仮歯を装着できるわけではありません。
④ 症例によっては抜歯と追加処置を同時に行える
抜歯部位の骨や歯ぐきの状態によっては、インプラント埋入と同時に骨造成などを検討できる場合があります。
ただし、抜歯即時埋入を行っても、抜歯後の骨や歯ぐきの変化を完全に防ぐことはできません。
5.抜歯即時埋入法のデメリットとリスク
治療期間を短縮できる可能性がある一方で、抜歯即時埋入には注意点があります。
① 適応できる症例が限られる
骨や歯ぐき、感染の状態などによっては、抜歯即時埋入が適さない場合があります。
希望すれば誰でも選べる方法ではありません。
② 手術中に計画を変更する場合がある
手術前には抜歯即時埋入が可能と考えていても、実際に抜歯したあとで、骨の状態が予想と異なる場合があります。
十分な初期固定が得られないと判断した場合には、無理に埋入を行わず、治癒を待つ方法などに変更することがあります。
そのため、治療計画が変更になった場合の対応や費用も事前に確認しておくことが大切です。
③ 歯ぐきが下がるなど、見た目が変化する場合がある
抜歯後には、顎の骨や歯ぐきに自然な変化が起こります。
特に前歯では、歯ぐきが下がったり、左右の歯ぐきの高さが変わったりする場合があります。
必要に応じて骨や歯ぐきへの追加処置を検討することもありますが、必ず希望どおりの見た目になるとは限りません。
④ インプラントが骨と結合しない場合がある
インプラントを埋め込んでも、必ず周囲の骨と十分に結合するわけではありません。
骨結合が得られない場合には、インプラントの撤去や再治療が必要になることがあります。
⑤ 外科手術に伴う合併症がある
一般的なインプラント手術と同様に、次のようなリスクがあります。
- 術後の痛み・腫れ・出血・内出血
- 手術部位の感染
- 神経損傷によるしびれや感覚異常
- 上顎洞に関係する合併症
- 周囲の歯や組織への影響
- インプラントが骨と結合しない可能性
- 治療後のインプラント周囲炎
- 人工歯や連結部品の破損・緩み
すべての方に合併症が起こるわけではありません。
一方で、外科手術のリスクを完全になくすことはできません。
抜歯即時埋入は、治療期間の短縮だけで選ぶのではなく、メリットとリスクを理解したうえで判断することが大切です。
6.抜歯した日にインプラントを入れたら、その日に歯も入る?
抜歯即時埋入で、特に誤解しやすいのがこの点です。
抜歯した日にインプラント体を埋め込むことと、その日に人工歯を装着することは、別の治療上の判断です。
抜歯即時埋入と即時荷重の違い
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 抜歯即時埋入 | 抜歯した当日にインプラント体を埋め込む |
| 即時修復 | 埋入後1週間以内に、噛み合わせの負担が直接かからないように人工歯を装着する |
| 即時荷重 | 埋入後1週間以内に、対合歯との噛み合わせに参加する人工歯などを装着する |
| 通常の荷重 | 一定の治癒期間を設けてから人工歯で機能させる |
※専門的な分類を患者さん向けに簡略化しています。
仮歯を入れたら、すぐに噛める?
必ずしもそうではありません。
仮歯は、見た目を補う目的で使用する場合があります。
一方、インプラントに強い力をかけないよう、食事などに制限が必要になることもあります。
また、仮歯を装着できる場合でも、最終的な人工歯の製作・装着は別の時期になることがあります。
前歯と奥歯では対応が違う?
前歯は見た目への影響が大きいため、条件が整っていれば仮歯の使用を検討することがあります。
一方、奥歯では噛む力が大きくかかるため、骨の状態やインプラントの安定性、噛み合わせなどを考慮して判断します。
「その日に歯が入る」と説明された場合には、仮歯なのか最終的な人工歯なのか、食事でどの程度使えるのかを確認しましょう。
7.抜歯即時埋入の治療の流れ
抜歯即時埋入を行う場合、一般的には次のような段階を経て治療を進めます。
STEP1|初診・カウンセリング
まず、歯を失うことになった原因や、治療に対するご希望を伺います。
また、抜歯が本当に必要なのか、歯を残す治療が可能かどうかも確認します。
STEP2|診査・診断
歯ぐきや残っている歯、噛み合わせなどを確認します。
必要に応じて歯科用CTを用いて、顎の骨の量や形、神経や上顎洞との位置関係などを調べます。
また、全身の健康状態や服用薬も確認します。
STEP3|治療計画の説明
抜歯即時埋入が適しているかを検討し、治療方法、人工歯を装着する時期、費用、期間、リスクなどを説明します。
また、抜歯後に即時埋入ができなかった場合の対応についても確認します。
STEP4|抜歯・インプラント埋入
麻酔を使用し、周囲の骨や歯ぐきへの負担に配慮しながら抜歯します。
抜歯後の骨や感染の状態を確認し、必要な処置を行います。
そのうえで、適切な位置に十分な初期固定が得られると判断できた場合に、インプラントを埋め込みます。
必要に応じて骨造成などを併用する場合があります。
STEP5|仮歯・治癒期間
条件が整っていれば、仮歯の使用を検討する場合があります。
一方、骨との結合を待つために、一定の治癒期間を設けることもあります。
術後は、歯ぐきや骨の治癒、インプラントの安定性などを確認します。
STEP6|人工歯の製作・装着
骨との結合や周囲の組織の状態などを確認し、最終的な人工歯を製作します。
人工歯の形や色、噛み合わせ、清掃のしやすさなどを確認して装着します。
STEP7|定期的なメンテナンス
人工歯の装着後も、インプラント周囲の歯ぐきや骨、噛み合わせ、人工歯の状態などを定期的に確認します。
毎日の清掃と歯科医院での継続的な管理が重要です。
8.抜歯即時埋入で治療期間はどのくらい短くなる?
抜歯即時埋入では、抜歯後の治癒を待ってからインプラントを埋め込む方法と比べ、待機期間を短縮できる場合があります。
ただし、具体的に何か月短縮できるかは、患者さんの骨や歯ぐきの状態、追加処置の有無などによって異なります。
また、抜歯即時埋入であっても、骨との結合を待つ期間や、人工歯の製作期間などが必要になる場合があります。
短期間で終わる方法が、必ずしも適しているとは限りません
骨や歯ぐきの状態によっては、抜歯後に治癒を待ってからインプラントを埋め込む方法の方が適している場合があります。
大切なのは、治療期間の短さだけでなく、手術のリスクや治療後の安定性、見た目などを考慮することです。
治療期間や通院回数について詳しく知りたい方へ
「インプラント治療は何か月くらいかかるの?」
「何回くらい通院する必要があるの?」
「治療期間中に仮歯は使えるの?」
治療期間や通院回数、骨との結合を待つ期間、仮歯について詳しく解説しています。
【関連記事:インプラント治療期間はどのくらい?通院回数と治癒期間を解説】
9.抜歯即時埋入の費用はどのくらい?
抜歯即時埋入に必要な費用は、通常のインプラント治療と必ずしも同じではありません。
抜歯や骨造成、仮歯、鎮静法など、必要な処置によって費用が変わる場合があります。
やまだホワイトクリニック歯科の公式料金表には、以下の料金が掲載されています。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| インプラント | 297,000円 |
| インプラント上部のジルコニア | 209,000円 |
| 上記2項目の参考合計 | 506,000円 |
| GBR | 165,000円 |
| ソケットリフト | 99,000円 |
| サイナスリフト | 297,000円 |
※上記は公表されている個別の料金です。抜歯即時埋入の治療総額や、すべての患者さんに必要な処置を示すものではありません。
※インプラントに関連する検査費用、仮歯、その他の処置などが加わる場合があります。
※院長による補綴物の施術では、公式料金表に追加料金の記載があります。適用条件を治療前にご確認ください。
治療前に確認したい費用
インプラント体だけでなく、人工歯や検査、必要な追加処置なども含めた見積もりを確認することが重要です。
また、手術中に治療計画を変更した場合の費用についても、事前に説明を受けておくと安心です。
【関連記事:インプラント治療の費用はいくら?1本の総額と追加費用を歯科医師が解説】
10.抜歯即時埋入を検討する前に確認したい6つのこと
治療方法を決める前に、次の点を確認することをおすすめします。
① 本当に抜歯が必要なのか
歯の状態によっては、抜歯せずに治療できる可能性があります。
まず、歯を残す方法がないかを確認することが大切です。
② 自分に抜歯即時埋入が適しているか
骨や歯ぐき、感染の状態、全身の健康状態などによって適応は異なります。
③ 抜歯当日に埋入できない場合はどうするか
手術中の判断によって、即時埋入を見送る場合があります。
その場合の治療方法や費用についても確認しておきましょう。
④ 仮歯を使用できるか
特に前歯では、治療期間中の見た目について相談しておくことが大切です。
仮歯を使用できるか、食事の際にどのような制限があるのかも確認しましょう。
⑤ 手術に伴うリスクは何か
手術後の痛みや腫れ、感染、骨結合が得られない可能性などについて理解しておきましょう。
⑥ 治療後にどのような管理が必要か
インプラントは、人工歯を装着したあとも定期的なメンテナンスが必要です。
歯ぐきや骨の健康を維持するために、毎日の清掃と継続的な管理が重要です。
11.抜歯即時埋入についてよくある質問
Q1.抜歯した日にインプラントを入れることはできますか?
条件が整っていれば、可能な場合があります。
ただし、すべての患者さんに適した方法ではありません。
骨や感染の状態、初期固定などを確認して判断します。
Q2.歯の根の先に膿があっても、抜歯即時埋入はできますか?
感染の状態によって異なります。
強い急性の感染がある場合には、即時埋入が適さないことがあります。
一方、慢性的な病変がある場合でも、適切な感染組織の除去や十分な初期固定などの条件が整えば、検討できる場合があります。
Q3.抜歯した日に仮歯も入れられますか?
条件が整っていれば、仮歯を装着できる場合があります。
ただし、すべての方に適しているわけではありません。
仮歯を使用できる場合でも、噛む力をかけないよう注意が必要になることがあります。
Q4.抜歯即時埋入は、通常のインプラント治療より成功率が高いのですか?
一概にはいえません。
抜歯即時埋入も、治癒を待ってから埋入する方法も、適切な症例で行うことが重要です。
治療の結果には、骨や歯ぐきの状態、感染の有無、手術方法などが関係します。
Q5.抜歯即時埋入なら、治療は1日で終わりますか?
通常、すべての治療が1日で終わるわけではありません。
骨との結合状態の確認や、最終的な人工歯の製作・装着などが必要になる場合があります。
Q6.前歯でも抜歯即時埋入はできますか?
条件が整えば、検討できる場合があります。
ただし、前歯では見た目への影響が大きいため、骨や歯ぐきの形、インプラントの位置などを慎重に検討する必要があります。
Q7.奥歯でも抜歯即時埋入はできますか?
症例によっては検討できます。
ただし、歯根の形や骨の状態、神経や上顎洞との位置関係などによって適応は異なります。
Q8.抜歯即時埋入ができなければ、インプラント治療もできませんか?
必ずしもそうではありません。
抜歯後の治癒を待ってから埋入する方法や、必要に応じて骨造成を行う方法を検討できる場合があります。
Q9.抜歯当日に骨造成もできますか?
骨の不足している場所や程度によっては、インプラント埋入と同時に骨造成を行う場合があります。
一方、骨造成を先に行い、骨の形成を待ってからインプラントを埋め込む場合もあります。
【関連記事:インプラントは骨が少なくてもできる?骨造成・GBR・サイナスリフトを解説】
Q10.抜歯即時埋入後もメンテナンスが必要ですか?
はい。
人工歯を装着したあとも、インプラント周囲の歯ぐきや骨、噛み合わせなどを定期的に確認することが重要です。
【関連記事:当院のインプラントメンテナンスについて詳しく見る】
12.まとめ|抜歯即時埋入は、条件が整った場合に検討できる方法です
抜歯即時埋入とは、歯を抜いた当日にインプラント体を埋め込む治療方法です。
条件が整っている場合には、抜歯後の待機期間を短縮できる可能性があります。
ただし、すべての患者さんに適しているわけではありません。
治療前には、次のような点が重要です。
- 抜歯する歯の周囲に十分な骨があるか
- 感染の状態が治療に適しているか
- インプラントの初期固定が得られるか
- 歯ぐきや骨の形に問題がないか
- 仮歯を使用できるか
- 治療期間や費用、リスクはどうか
- 治療後のメンテナンスを続けられるか
大切なのは、抜歯した日にインプラントを埋め込むことを目的にするのではなく、ご自身のお口の状態に合った治療方法を選ぶことです。
治療期間だけでなく、治療後の安定性や見た目、長期的な管理も考慮して検討しましょう。
13.福岡市博多区で抜歯後のインプラント治療をご検討の方へ
「抜歯が必要だと言われたけれど、インプラントにできるの?」
「できれば歯がない期間を短くしたい」
「自分の場合、どのような治療方法があるのか知りたい」
このような疑問や不安はありませんか?
やまだホワイトクリニック歯科では、患者さんのお悩みやご希望を伺い、必要に応じて歯科用CTなどを使用して、顎の骨や周囲組織の状態を確認しています。
抜歯後にインプラント治療が可能かどうか、どの時期に人工歯根を埋め込む方法が適しているかは、患者さんの状態によって異なります。
また、インプラント以外にも、ブリッジや入れ歯などの選択肢があります。
治療方法を最初から決めておく必要はありません。
まずは、ご自身のお口の状態を確認し、考えられる治療方法について知ることから始めてみませんか。
当院の歯科用CTについて詳しく知りたい方へ
インプラント治療では、顎の骨の量や形、神経や上顎洞との位置関係を調べることが大切です。
当院の歯科用CTについて詳しくご案内しています。
当院のインプラント治療について詳しく知りたい方へ
当院のインプラント治療の特徴や費用、治療の流れ、リスク、メンテナンスなどについてご案内しています。
抜歯後の治療方法について相談したい方へ
「抜歯後にどのような治療方法があるのか知りたい」
「自分の場合、インプラントが適しているか確認したい」
「治療期間や費用について相談したい」
このような疑問がありましたら、お電話でお問い合わせください。
お電話では、ご相談内容に応じた受診方法をご案内します。
実際に抜歯即時埋入が可能かどうかについては、診察・検査を行ったうえで判断する必要があります。
医院情報
やまだホワイトクリニック歯科
福岡県福岡市博多区古門戸町10-23
公式ホームページ:https://www.yamada-white.jp/
執筆・監修:歯科医師 山田友康
