タバコと歯周病について - 歯科マメ知識

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2019/06/20
タバコと歯周病について

タバコが歯に悪いという話はよく聞くと思います

ですがなぜ悪いのか、今日はお話したいと思います♪

 

まずはタバコの有害物質について

タバコの主な有害物質として、主に「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」が挙げられます。

 タバコを吸っていると、燃焼していく過程で様々な成分を含む燃えかすが生成されます

 タバコには4000種以上の化学物質が含まれており、そのうち有害物質は200種類以上とも言われています。また、有害物質のうち、多くの発がん性物質であることもわかっています

 

喫煙者は歯周病を自覚しにくい?

タバコは歯周組織の血流を悪くします

その結果、歯茎からの出血が少なくなるために、歯周病の発症・進行に気付くのが遅れてしまいます

 治療を始めても歯ぐきの治りは悪く、外科処置を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低くなります

 ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4に、10年以上吸っていると4.3に上昇し、また重症化しやすくなります。

 

 一日あたりの喫煙本数によっても歯周病のなりやすさは変わっていきます

31本以上吸っている方はヘビースモーカーと呼ばれ、タバコを吸ってない人と比べると約6倍も歯周病になりやすいとされています

 

最近喫煙されている方で多くみられるアイコスについてです

・加熱式タバコと呼ばれます

・ヒートスティックというタバコ葉を吸う

・アイコスのヒートスティックにはニコチンが含まれています

しかし、アイコスのヒートスティックは紙巻きタバコの有害性が1/10に減少されています

紙巻きタバコを吸うよりは健康面によいとされ紙巻きタバコからIQOS(アイコス)に切り替えている人が多くいます

タールはタバコを燃やした煙に含まれているので、火を使わないアイコスはタールほとんど含まないとされています

 タールの量が減ることで、歯周病の症状がはっきり感じられるようになることもあります。

タールは有害物質とされていますが、「炎症を抑制する作用」「ウイルスに対抗する作用」を持っており、そのタールが少なくなることで、今まで一般的なタバコによる歯周病の症状が抑えられていた部分が、表面化されるのです。

 

禁煙により歯周病は改善されるのか?

歯科治療とともに禁煙を進めていくことで、歯周組織へのダメージが抑えられます

「歯周病のかかりやすさ」は4も減ります。手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差が無くなります。

 ちなみに、肺癌にかかる危険は喫煙者では非喫煙者の4.5倍ですが、禁煙すると4年で2倍、5年で1.6倍、10年で1.4倍と着実に落ち着いてきます

 

タバコはお口の中にも悪い影響を与えます

禁煙をしてお口の中を健康に保ちましょう♪