お口の中の金属と金属アレルギーについて - 歯科マメ知識

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2016/07/09
お口の中の金属と金属アレルギーについて

こんにちは!!福岡市博多区のやまだホワイトクリニック歯科の歯科医師の安増です。
 
毎日暑い日が続いて、まさに夏真っ盛りという感じですね。
 
今回はお口の中の金属とアレルギーについてお話したいと思います
 
最近、様々なアレルギーが増えているようで、食べ物などでも小麦や蕎麦などでアレルギー症状が出ることがあるのをご存知の方もいらっしゃると思います。
歯科でも、保険治療で詰め物、被せもの、土台、ブリッジなどの治療をする場合は金属を使います。お口の中に長期間金属があると、それが溶け出すことが原因でアレルギー反応が起こると言われています
 
コバルト、スズ、パラジウム、インジウム、イリジウム、ニッケル、クロム、水銀などが主にアレルギーの原因となりやすいようです。
 
保険治療でよく使われる金属
 
金銀パラジウム合金:保険治療で多く使われます。一般的にいう銀歯や詰め物で使われます。
 
ニッケルクロム合金:金銀パラジウム合金よりもアレルギーのリスクが高いと言われており、最近では使用が限定されているようです。
 
アマルガム:無機水銀が含まれており、有機水銀のような毒性はありませんが、アレルギーを起こしやすいと言われています。
 
銀合金:やわらかい金属で、主に乳歯の治療や神経をとった後の土台の材料に使われます。銀自体はアレルギーを起こしにくいですが、合金に含まれる他の金属がアレルギーの原因となることがあります。
 
自費治療でよく使われる金属
 
金合金/白金加金:主に金を主体とした合金で錆びにくく、金属の溶け出しが少ないとされています。
 
金属アレルギーの症状として多いのは、手足の裏に水泡や膿を持った膿疱ができる症状。次に口の中の粘膜にわずかに隆起した白線ができる症状。さらに、口内炎や歯肉炎、皮膚が炎症を起こす接触性皮膚炎、発疹などです。
治療としては、アレルギー源となっている歯の金属を取り除いて、アレルギーの出にくい素材に換えることも一つの方法だと思います。ただ、それでも症状が治まるまでに数ヶ月かそれ以上かかる場合もあります。検査方法としては皮膚科や大学病院などで行うパッチテストがあります。気になる方は一度検査してみられても良いのではないでしょうか。