キシリトール - 歯科マメ知識

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歯科マメ知識

2017/04/07
キシリトール

こんにちは。博多区のやまだホワイトクリニック歯科の森です。

今日は、キシリトールについてのお話です。

キシリトールは、白樺や樫の木などの植物から作られる甘味料で、砂糖と同程度の甘みを持ちながら、カロリーは砂糖の3/4、スッとする爽やかな清涼感が特徴です。 

虫歯は、虫歯菌(ミュータンス菌)が歯の表面に残った糖類を分解して酸を発生し、歯を溶かしていく(脱灰)ことで進行していきます。この酸性に傾いた口腔内の環境を中和するのが、唾液の役割の一つです。また、唾液には抗菌作用や再石灰化(表面が溶け始めた歯を修復する)作用などがあり、虫歯予防には重要な役割を担っています。

①キシリトールは、虫歯菌に分解されても歯を溶かすような酸を産生しません。

②キシリトールガムを噛むことによって、唾液の量を増加し、歯が溶ける酸性の環境を改善します。

③キシリトールは虫歯菌のエネルギーとならないため、継続して摂取することにより、虫歯菌の活動が低下すると言われています。

実際に、口に入れる全ての糖類をキシリトールに変更することは不可能ですので、やはり歯磨きで汚れ(歯面に残った糖類、虫歯菌・歯周病菌)を除去することは重要です。

キシリトールの効果的な分量は、3~10個程度。食事や間食後に摂ると有効です。1日を通して少量を回数多く、そして毎日摂取すること。1日3回3ヶ月以上続けると効果があると言われています。

より効果的なのは、高濃度のキシリトールを摂取することですが、歯科医院専用のキシリトールガムは、甘味料として100%キシリトールを使用したものが販売されています。

虫歯になりやすい方は特に習慣としてみてはいかがでしょうか。

※キシリトールは消化されにくいため、一度に食べすぎるとお腹がゆるくなることがあります。一時的なものですが、お腹がゆるくなるようでしたら、食べる量を調節してください。

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